Hanshin Expressway Research Institute for Advanced Technology
大学在学中よりキャンパスDJとして活動。関西のFM・AM局でのDJをはじめ、TV番組などのナレーション、イベントMC、レポーターなどの仕事に携わり、2004年FM802DJオーディションに合格。FM802では、お昼の帯番組「FLiPLiPS(フリップリップス)」などのDJをつとめていたが、出産を機にレギュラー番組から卒業。その後、2017年FM COCOLOでDJ復帰。現在は、FM COCOLOの毎週土曜日午前7時~11時放送のプログラム「Hitsville765(ヒッツヴィルナナロクゴ)を担当。「やっぱし橋が好き」のコーナーにて、橋の歴史や魅力を紹介されている。公益社団法人土木学会による「土木広報大賞2025」の準優秀部門賞受賞。土木学会 田中賞選考委員会による「令和7年度 かけはし賞」受賞。
普段それぞれの地域や立場でご活躍されている管理実務者の皆さんが、団体の垣根を越えて集い、皆さんで一緒に課題の解決のために情報を共有されたり技術を模索されていると伺い、"愛"のある活動、という印象を抱いていましたが、実際に皆さんにお会いし、お話をお伺いするなかで、それぞれの、ご自身のお仕事への"愛"着や、地域"愛"に触れ、とても感動しました。皆さんが語ってくださった言葉には、常に、住民や利用者を想う気持ちが感じられ、思わず私は、自分の仕事に重ね、ラジオリスナーのことを思い描いたりもしておりました。そして、管理実務者の皆さんの、静かなる使命感と気概、その志は、利用者の方々が安心して道路や 橋梁を利用できるように、安全を守るために、といった思いのもとにあるということも感じることができ、改めて、一市民としても、一橋梁ファンとしても、感謝でいっぱいになりました。阪神高速先進技術研究所の皆様がこのようなコミュニティを立ち上げられたということも素晴らしいことで尊敬の念を抱いております。
また、本日は、阪神高速3号神戸線リニューアル工事の現場を見学させていただきました。これまでに培ってこられた関係者の皆様の知見を生かし、最新の技術が駆使され、補修工事が行われていること、また、道路を利用される方々や沿道にお住まいの皆さんへの負担が小さくなるような工法を採用されるなどの細やかな気遣いをされていることなどを知り、感銘を受けました。以前、ラジオで、工事の背景やスタッフの方々の努力についてなどをお話した際、リスナーから「工事にはそういう理由があったのか」「これからは温かい気持ちで見守りたい」「開通が深い意味合いを持って楽しみになった」などの反応が届いたことがありました。今後も、背景への理解を深め、丁寧に伝えていくということをしたいと、思いを新たにしました。
道路インフラ事業についてお話しする際は、まず安心・安全な暮らしを支えてくださっている皆さんへの感謝の気持ちを常に持っています。 その上で、構造などについて調べた際に見えてくる、その地域ならではの特徴や環境を守ろうという配慮、技術者の皆さんの挑戦や情熱に、大きな魅力とロマンを感じ、そういった自分が感じた感動を、素人の目線ではありますが熱量だけは高めでお話しております。
やはり、安心・安全を守ってくださっていることへの感謝を伝えたいと思いました。 また、以前、橋を見学するツアーを開催した際に、リスナーより、技術者、関係者の皆さんに届いた印象深い言葉もぜひお伝えしたいと思っていました。それは、皆さんのことを「"夢の続きを担っている人々"だと感じた」という言葉です。太古からの夢を途絶えさせないよう、橋や道路を、より安全に、より快適に、より美しくするために、叡智を振り絞っていらっしゃる人たちだと感じ、尊敬と感謝を抱いているという内容でした。そして、そのメッセージは「またぜひ夢の続きのお話しを拝聴したい」と締めくくられていました。私もリスナーの言葉に強く共感しました。「やっぱし橋が好き」のコーナーで紹介する橋について調べる際に、架橋当時の論文を読むことがあるのですが、その文面から、当時の設計者や橋を架けた方たちが、最後まで、ちゃんと設計通りになっているか、渡り心地の良い橋になっているかなどを確かめるために実験を繰り返されたことや、そこでの技術をその先の未来の技術者に受け渡したいという希望を持っていたことを知ることがあります。皆さんはそのバトンを受け取り、"未来"へ手渡す素敵な役割を担っている方々なのだと感じます。"過去"から受け継がれてきた知見や経験を大切にしながら、"現在"の立ち位置で、業界全体の発展を見据え、団体の垣根を越えて"横のつながり"も重視し切磋琢磨されている皆さんを、とても尊敬しています。
ベテランの方から若手の方まで、世代や経験の違いを越えて知見が共有され、自然と"横のつながり"が育まれていく様子が印象的でした。さらに、ご自身のお仕事について語られる言葉のひとつひとつから、誇りや前向きに取り組まれるご姿勢を感じ、この活動の根底にある思いの深さを実感しました。また技術的な話題に対し、皆さんが非常に熱心に耳を傾け、真剣に言葉を交わされているお姿も印象深かったです。
MEC活動を通じ、組織を横断し、生きた知識や技術が皆さんの間で共有されることは、信頼できるインフラの維持や、橋梁の長寿命化に繋がり、市民としても橋梁好きとしてもありがたく思うことです。さらに言えば、皆さんの知識や技術のネットワークが繋がるMEC活動は、社会の足元を支えている重要なお仕事の数々が目に見えて映し出されるような輝かしい瞬間であり、それは橋梁ファンの立場からすると、そこに存在する橋や道路が、構造物として単にそこにあるモノではなく、多くの技術者の方々の経験や判断、議論の積み重ねで維持された存在であることを表すことにも繋がっているのではないかと思うのです。ちなみに、そんなふうに思いを馳せて橋の前に立つと、とてもパワーをいただけるのですよね。
改めまして、日頃から、私たち暮らしの安心・安全を守ってくださり、本当にありがとうございます。私たちが、安全に道路や橋梁を利用できるのは、そして安心して暮らせるのは、皆さまの日々の点検・補修などのお仕事のおかげです。大雨や台風、地震などの緊急時にも、昼夜を問わず対応なさっていることだと思います。皆さまの高い技術力と丁寧な維持管理が、地域の方々や利用される方々の安心に繋がっていると思いますし、一橋梁ファンとしても、橋が長生きしてくれることは、やはりとても嬉しいことで、心からありがとうございます。 橋や道路には、対岸を繋ぎ人を渡すという機能的な役割だけではなく、人と人を繋ぎ、人の出会いを生み出す大切な役割も担い、ますます活躍してほしいと願っています。暮らしを豊かにするために架けられた橋や道路が、人の心も豊かにしてくれる。とても素敵なことではないでしょうか。 それらを架けた方々、守ってこられた方々も、その何年も先の、そこに暮らす人たちの幸せも思い描いてお仕事されたことではないかと思います。その思いを受け取り、私たち市民も、自分たち自身で、常日頃から身近な橋や道路に"眼差し"を注ぎたいです。そうすれば、きっとそれらは、大切に未来へ受け渡されると思うからです。そんな素敵な"継承"を皆さんで一緒にしていけたらと思います。 今後も、皆さまからのご助言をいただけますと幸いです。橋や道路を支える皆さまのご尽力に感謝するとともに、健やかにお過ごしになれることを願っております。皆さま、どうぞ、「ご安全に!」